アロマテラピーとは

アロマといえば香りを嗅いでリラックスするものということは
良く知られていますが、
その香りを濃縮した精油（エッセンシャルオイル）を薄めてつけて、
皮膚から吸収させることで
傷を治したり、痛みを緩和したりすることは、
日本ではあまり知られていません。

アロマテラピー発祥の国フランスでは、医師が処方したり、
純度の高いものは薬局で売っていて、
薬剤師が症状によって選んでくれるそうです。

精油（エッセンシャルオイル）とは

植物の葉、花、木、根、種子、果皮、樹脂などから、
水蒸気蒸留法や圧搾法で採られた精油は
自然の影響を受けやすく、厳しい検査を受けた、
農薬などを使っていない
オーガニックのものを使用しなければなりません。

またラベンダーと言ってもその種類は多く、
安眠効果のない種類や抗毒性に優れたものなど特性が違うので、
学名を知って使用することが大切です。

精油原液は皮膚への刺激が強いので、ジェルなどで薄めて使用します。

ブレンドレシピとは

精油は1種類だけを薄めて使用するより、
２種類以上ブレンドしたほうが、効果が高いのは
精油のもつ芳香分子の相乗効果によるものです。
また精油の香りに慣れていない
日本人に合わせたブレンドにすることも大切です。

日本におけるアロマテラピー

フランスでは薬のように使用されているものでも、
日本の法律では精油は医薬品ではなく
雑貨になりますので効果効能を唱って
販売することは禁止されています。
アロマテラピーを学んだ方が
自己責任のもとで使用するようにしてください。